栖王ヴァルハラ3丁目 ツール一覧へ戻る
グラフ理論のはじまり

7つの橋を、全部1回ずつ渡れる?

川にかかる7つの橋があります。同じ橋を二度通らずに、すべての橋を渡りきれるでしょうか。 マップ上でカーソルに人がついてくるので、歩き始めたい陸地の上でクリックして置きます。つづけて渡りたい橋をクリックすると、てくてく歩いて渡ります。

人を陸地の上に置いてください(カーソルに付いてきます)。

なぜ渡りきれないのか

どこから出発しても、必ずどこかで「まだ渡っていない橋があるのに、もう動けない」状態になります。これは偶然ではありません。1736年にオイラーが証明しました。

各陸地について「つながっている橋の本数」を考えます。途中で通過する陸地は、入る橋と出る橋が必ずペアになるので、橋の本数は偶数でなければなりません。奇数本の橋がつながっている陸地は、出発点か終着点にしかなれません。

すべての橋を1回ずつ渡れる(一筆書きできる)条件は、
橋の本数が奇数の陸地が「0個」または「2個」であること。

ケーニヒスベルクでは、島に5本、ほかの3つの陸地に3本ずつ橋がつながっていて、奇数の陸地が4個あります。条件(0個か2個)を満たさないので、どうやっても渡りきれません。これがグラフ理論という分野の出発点になりました。

この問題について

18世紀のプロイセンの都市ケーニヒスベルク(現ロシア・カリーニングラード)の実在の橋にまつわる問題で、レオンハルト・オイラーが1736年に論文として解決しました。