マーク・ポロニア監督が来日され、サメ映画祭にて登壇されました。以下は質疑応答のログです。
質問文は写真撮影が可能でしたが、応答はメモ頼みです。また、英語→日本語の通訳を介しているため、不正確な部分があるかもしれません。
抜けがありましたら教えてくださると助かります!!
写真下の左がロブ社長、右がポロニア監督。上からシャーク・パワーを送っているのがビジネスパートナーのマットさんだ。ロブ社長、(壇上にはほぼ上がらなかったが同行者でありビジネスパートナーの)マットさんは、自費で日本に来ているそうである。
1日目 ジュラシック・シャーク4後のセッション
重大告知: 温泉シャーク2に、マーク・ポロニア監督、出演。
挨拶
ポロニア:10年前は日本に来るなんて考えられなかった。ありがとう(※ありがとう、のみ日本語。カタコト)
ロブ:ありがとうございます(※ありがとうございます、のみ日本語。カタコト)(ポロニア監督とは)長い付き合いで、20本以上映画を撮ってきた。このイベントは人生において大事なイベントで、とても嬉しい。
1日目・2日目後半の質問は、視聴者からグーグルフォームで募集されたものである。2日目前半は、サメナプトラの映画の権利を取得されたVTuberさんによるもの。
Q:本作の企画はどのようにスタートしましたか?
ポロニア:ロブさんが4本目を撮れというので、とった。
Q:制作期間や制作費は?
ロブ:LOW!!10000(テン・サウザント)ドル以下。撮影は五日くらい。ポロニア監督が休暇で、奥さんとビーチに旅行に行ったときに撮影したビーチの映像も使われている。
Q:生成AIを使ってみてどうでした?
※注:ジュラシック・シャーク4のメタル・マコ、通称MMは生成AI製らしい。
ロブ:いままでは、ストップモーションとか……クレイアニメとか、おもちゃでとってきたものだ。もともとはポロニア監督がディスカウントショップで買ってきたサメのおもちゃだよ。
Q:続編を作る予定はありますか?
ロブ:もうジュラシック・シャークの過去編が完成している。タイムスリップするんだ。マイナス1イヤーズ……ゴジラではないけど。
通訳から補足:ジュラシック・シャーク4でもタイムスリップというのがありましたが、それについての映画ですね。
司会:邦題、どうしましょうね。
Q:ポロニア監督とはどうやって知り合いましたか?
ロブ:ジュラシックビーストを通じて。フルムーンの方と製作したが、そこからの縁。
Q:ぶっちゃけサメ映画はビジネスとして成り立ってる?
ロブ:今自分がここにいるのでわかるでしょ?(※ロブさんは自費)
ロブ:モンスター映画は根強い人気がある。スラッシャーもの、吸血鬼もの……サメはなぜかそれよりも売れる。推測すると、サメが現実の生き物だからかな。ゾンビみたいなフェイクではないから?(もしかしたらね、くらいのテンション)
Q:日本以外のWILD EYES作品への反響は?
ロブ:イギリスで5年前は売れてた。今はそうでもないかな。日本が一番売れるよ。ドイツ、イタリアについては、まあまあかな。50愛で50お金で撮ってるよ。
Q:サメ映画を撮るようになったきっかけは何ですか?
ロブ:もともとサメが好きで。シャークネードとかジョーズとか。ドナルド・ファーマー……エクソシストシャーク……。そのあとポロニア監督とシャーケンシュタインを撮った。
ポロニア:自分がインスパイアされた怪獣映画やSFの要素を入れたかった。ルーツは日本にあるかもしれないね。
(※ポロニア監督はゴジラとかの怪獣映画がお好きである。)
司会:すごいものを背負わされた気がしますね。
Q:なぜ陸上や色々な場所にサメを出すという暴挙に?
ロブ:シャークネード、スリーヘッドシャーク、ファイブヘッドシャーク。変なサメ映画はたくさんあるから、自分たちでもクレイジーなものをつくりたいと。インスパイアされたものがあったらくみあわせたりしている。シャーケンシュタイン、シャーキュラとかはそのへん。
司会:意図的にやってるんですね。安心しました。
2日目 サメナプトラ(MUMMY SHARK)後のセッション
挨拶
ポロニア:日本に来れて嬉しいです。ありがとう(ありがとうのみ日本語)。
ロブ:日本に来るのは初めてだけど、20年くらい住みたい。マークが一緒に住んで、映画を撮ってくれるならね。
Q:アメリカでの本作の反応はどうですか?
ポロニア:日本の皆さんの方が喜んでくれる。
ロブ:シャーキュラー、シャーケンシュタイン、マミーシャーク。ユニバーサルモンスターとサメのコラボは好評だ。
Q:ピラミッドの内部はどこで撮影を?
ポロニア:全部大きなステージで、撮った。ジャングルと洞窟も一続きだよ。12月にとったので、外が雪で、砂のシーンが撮れなかった。
Q:Kharis(カーラス)は「The Mummy」のミイラの幽霊を意識していますか?
ポロニア:そう。ユニバーサル。カーラスの名前だけではなくて、いろいろなインスパイアがあるよ。
Q:本作は『宇宙からのツタンカーメン(The Walker)』からインスパイアを受けている?
ポロニア:No。
Q:女性の博士の名前が台本では「Mina」字幕では「Nina」となっていましたが、結局どちらが正しいんですか?
ポロニア:Typo。Pick One(選んでいいよ)。
会場で挙手され、現在の字幕Ninaとなった。(ほぼ0-100だった。今の字幕がNinaということだったので、「わざわざ変えなくてもいいよ」ということな気がする。)
Q:ほぼ毎作登場しているボートは監督の私物ですか?
ポロニア:私物。
司会:免許があるんですか?
ポロニア:答えられない。
Q:生物としてのサメの生態をどこまで知っていますか?
ポロニア:映画に関することしか知らない。
Q:今後、サメを出したい場所は?
ポロニア:JAPAN(会場大盛り上がり)。
Q:日本にはこれだけの監督のファンがいますが、実際に目にされたご感想は?
ポロニア:インクレディブル!! 海を越えて、フィルムメーカーが特撮や怪獣の国に来れたのは驚きで、光栄です。
Q:劇場のお客様、並びに日本全国のファンにメッセージをお願いします。
ポロニア:ファンのみなさん。愛しています。とても嬉しく思いますし、感謝してる。
メモ:
※ポロニア監督は、「フィルムメーカー」という言葉を使っていたような気がする。そういえばスタッフロールを眺めているとディレクターのほかにエディターやその他もポロニア監督だったりするので、総合的にフィルムメーカーなんだろうか?
2日目後半 クラウン・シャーク後のセッション
ロブ社長はお休み(配給がワイルド・アイではないため。)代わりに、共同監督のジェフ・カーケンドール氏のあいさつ映像が含まれる。
監督は映画を平均的に4~5日で撮影し、最短で7時間だったらしい(エイリアンなんとか、という映画。固定カメラで画面が動かない)。映画には詳しくないが、撮影と編集は別なのだろう。(なお、サメ映画祭の松島トモ子さん主演のサメ映画も4日で撮ったらしいので、やれないことはないようだ。)
Q:役者さんたちの衣装は監督が用意しますか? 自前ですか?
ポロニア:Amazon.
Q:いろいろなサメ映画を作っていますが、「流石にこれは…」と没にしたアイデアはありますか?
ポロニア:ありません。
Q:今後、海で撮影するプランはありますか?
ポロニア:水中や、海での撮影は、とても難しい。カメラの固定も難しいし、ボートを借りるのはお金がかかるんだよ。カメラは三脚で固定できないから手で撮らないといけない。
Q:多くの作品を作っていますが、作品作りのモチベーションは?
ビジネスを通じて人とのつながり。シャーケンシュタインが低予算サメ映画のキングだと思っているけど。もう一度やれといわれても無理かもしれない。
Q:ご自宅での撮影が多いですが、奥様に怒られませんか?
ポロニア:低予算サメ映画では、ただで使えるものにお金をかけるなと言われている。彼女はとても忍耐強い。でも、クレジットカードを持たせて、自由に買い物をしてもらっているよ。(*怖い奥さんですか、という司会の人の追加の質問を受けて、誘導的に)怒ると怖いよ。
Q:尊敬する映画監督、また、ライバルだと思う映画監督は?
ポロニア:映画を形にするということはとても大変なことだから、大きな予算を動かす映画監督はすべて尊敬に値すると思っている。アイデアを実現するのも大変だ。たまに司令官になったり、たまに心理学者になったり、いろいろな役割をこなさなくてはならない。
Q:特に自信作のサメ映画はどれですか?
ポロニア:全て。映画は、完成させるのが大変だ。子供みたいなもので、最初は可愛くても、成長するにつれ……(ということもあるよね)。
Q:これまで登場したサメが共演する映画が見てみたいです。どうですか?
ポロニア:そういう企画が進行している(会場拍手)。
Q:日本に来て驚いたことは?行きたい所や食べたい物はありますか?
ポロニア:全てに驚いているよ。たくさん歓迎してくれることもそうだ。違う文化から来た人間だけど、住んでみたいくらいだと思っている。行きたい場所は、ゴジラが破壊した場所に行きたい。
※なお、監督は、お魚は苦手らしいです。
Q:作品を通じて観客に伝えたいことは?
ポロニア:夢は叶う。信じることはできるということ。