栖王ヴァルハラ3丁目 ヘッダーイラスト
Illustration by ruder

明日になったら今日じゃない

栖王ヴァルハラ3丁目

すばら3 / Subara3

AIに溜まったメールをチェックしてもらい、怒られてないか見てもらう

カテゴリ: tech

タグ: Claude Code,Thunderbird

はじめに

ホームページにのっけてたお問い合わせ用メールアドレス、一週間くらいみてないや……。

ホームページはレンタルサーバー(ロリポップ)で運営しています。この手のレンタルサーバーは、Webサイトのホスティングだけでなく、契約したドメインでメールアドレスも発行できるようになっています(info@自分のドメイン.com みたいなやつ)。お問い合わせ用にそれを使っています。お仕事用のメールアドレスは通知が来るので気づけるんですが、こっちのほうは、存在を完全に忘れていました。
(お問い合わせメッセージフォームのほうは大丈夫。スパムしかこないけども。)

なんか怒られてたらどうしよう、やだな……。
怖かったので、Claude Codeにメールを先に読んでもらうことにしました。

注意事項

今回は、Gmailなどのメールサービスとの連携はしません。じっさいのところ、ClaudeにはGmailのコネクタがあり、Gmailを使わせることもできます。でもなんか誤送信したらアレだし、個人情報が入ってるかもなので、今回はあくまで「ローカルに保存されたメールファイルを読んで、怒られてないか教えてもらう」だけにします。Thunderbirdにしてローカルに落としておくと、Obsidianに取り込んでナレッジベースにしたりできて、何かと便利だったりします。

メールにはクリティカルな個人情報が含まれる可能性があります。Anthropicの規約上、オプトアウトしておけば、ユーザーの入出力はモデルの学習には使用されません。ただし、メールの内容はAPIを通じてサーバーに送信されてしまいます。今回はお問い合わせメール程度だったので大丈夫だろうと判断しましたが、個人的なメールや機密情報を含むメールボックスでやるのはおすすめしません。

やりたいこと

  1. Thunderbirdを使用して、メールをローカルに持ってくる
  2. Claude Codeに、メールの中身を読んでもらう
  3. 結果を教えてもらう

必要なもの

  • Claude Code が使える環境(CLI、デスクトップアプリ、IDEなど)
  • Thunderbird などのメールクライアント(なんでもいいけど、メールをローカルに保存できるもの)

Thunderbirdとは

Thunderbird は、Mozillaが開発している無料のメールクライアントです(Firefoxを作っているところ)。GmailやOutlookのようなWebメールではなく、PCにインストールして使うタイプのメールソフトです。

今回のポイントは、Thunderbirdはメールをローカルのファイルとして保存すること。つまり、PC上にメールのデータが実ファイルとして存在するので、Claude Codeがそのまま読めます。

Thunderbirdのインストールと設定

すでにThunderbirdを使っている方は読み飛ばしてください。

1. 公式サイトからダウンロード・インストール

Thunderbird公式サイト

Thunderbird公式サイト — ダウンロードボタンからインストーラーを取得

2. 起動したら、メールアカウントの設定画面が出る
3. 読みたいメールアドレス・パスワードを入力

アカウントセットアップ画面

アカウントセットアップ画面 — メールアドレスとパスワードを入力するだけ

4. 多くの場合、サーバー設定は自動検出されます

  • サーバーの種類は IMAP を選択(POP3ではなくIMAPにしてください)
  • IMAPサーバー名、ポート番号、セキュリティ設定はメールサーバーの管理画面で確認できます

5. 設定が完了すると、メールの同期(ダウンロード)が始まる
6. 受信トレイを開いて、メールが表示されていればOK

Thunderbirdのメイン画面

セットアップ完了後のThunderbirdメイン画面

これでローカルにメールデータが保存された状態になります。

手順

ステップ1:Claude Codeにメールチェックを頼む

まずはストレートに頼んでみました。

Claude Codeに断られるところ

「アクセスする機能は持っていません」と断られる

断られました。でも、大丈夫です。ローカルに置くためにThunderbirdにしてるんです。もっかい頼みます。

Thunderbirdのプロファイルを探索しているところ

Thunderbirdのプロファイルフォルダを自力で探索していく

ステップ2:ローカルデータの場所

Claude Codeはプロファイルフォルダのパスを自力で見つけてくれます(が、まあ、教えてあげると親切ですし、余計なファイルを渡さずに済みます)。IMAPで受信したメールはmbox形式のテキストファイルに保存されているので、普通のファイルとして読み取れます。

ステップ3:読んでもらう

日本語のメールはMIMEエンコードされていて人間が直接読むのはかなり辛い状態ですが、ヘッダー抽出からデコードまで自動でやってくれます。

ヘッダー抽出とMIMEデコード

MIMEエンコードされた文字列をデコードして日本語に戻してくれる

ステップ4:結果を聞く

最終的な結果はこんな感じ。

結果の要約

怒られてなかった。よかった。

仕組みのまとめ

Thunderbird(IMAP受信)
  ↓ ローカルにmbox形式で保存
%APPDATA%/Thunderbird/Profiles/xxx/ImapMail/サーバー名/INBOX
  ↓ Claude Codeがファイルとして読み取り
ヘッダー抽出 → MIMEデコード → 要約

ポイントはメールサーバーに接続するわけではないこと。Thunderbirdがローカルに保存しているファイルをそのまま読んでいるだけなので、読み取り専用です。送信したり既読にしたりする心配はありません。

おわりに

「入れたものを忘れたのがこわくて、もう二度と開けられない冷蔵庫みたいになってる」人向けのテクニックでした。

信じちゃだめだよ? 結構見落としあるよ? AIはコンテキストに制限があるから、直近1週間しかみないで「大丈夫です」って返すことがあるよ? でもおおむね大丈夫そうです。安心したら自分でメールチェックしましょう。まあ、9割大丈夫ですね。

ちゃんとメールは見ようね。

記事

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